NewOSK★fan magazine

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このサイトについて

当サイトはOSK日本歌劇団を応援するためのミニコミ誌「Rockette!」のWeb版です。誌面に掲載する原稿の蓄積、編集状況の記録、各種告知のための場所として製作しています。

OSKは親会社の支援打ち切りによる解散から「存続の会」を経て、現在は「NewOSK」として松竹座公演や世界館での定期公演、数々の単発公演やイベントを行っていますが、まだまだ知名度が高いとは言えない状況にあります。劇団の規模や関西に基盤を置いていることなど、いろいろな理由はあるでしょうが、マスコミで取り上げられる機会が非常に限られているのはファンとしてはとても寂しいことです。

そこで、一般的な雑誌やTVに働きかけるのは無理としても、せめてこの劇団の活動状況を記録に残したい、公演をより深く楽しむための情報を分かち合いたいという気持ちでOSK専門のミニコミ誌の創刊を企画しました。

「ミニコミ誌」というからには想定しているのは紙媒体でして、このサイトに掲載した文章があるていどの量になったら、定期的に小冊子にまとめていく予定です。その際に新しい原稿や資料を追加するなど、いろいろな計画はあるのですが、自分の力でどれだけ実現できるのかまったく分かりません。なのでまず季刊ペースで1年間、できるだけのことをやってみてからその先を考えることにしました。

内容について

これから行う公演やイベントの告知、公演中の作品についてのレポートなどは基本的に扱いません。と、いうか手が回りません。公演中に考察したこと、作品同士の比較、テーマを決めてデータを収集したり、作品に関連する資料のまとめなど、少し劇場から離れた視点での記事が中心です。また、自分がOSKファンになったばかりの頃に知りたかったような基礎的な情報や、劇団の歩みをたどることのできる活動記録なども扱っていきます。

そのほか「NewOSK」だけに限らず、近鉄や松竹時代のことや卒業生の話題などもなるべく取り上げていくつもりです。創立85年にもなろうというこの劇団の歴史や伝統を少しでも多くの人に知ってもらいたいですし、日本の舞台芸術や芸能史における少女歌劇・レビュー文化のありかたというのも個人的に興味深い話題です。

タイトルについて

「Rockette」はロケットダンス=ラインダンスの意味です。パワフルでスピーディなラインダンスはOSKの大きな魅力のひとつ。下級生から上級生まで一丸となって作り上げる場面ですし、ダルマ姿の娘役ばかりではなく燕尾服の男役が「ロケットボーイ」として登場することも多いので、OSK全体を応援したいという気持ちを込めて誌名にしました。

タイトルロゴの下部にある「OSK! No.1! We are No.1!」の言葉は、2006年の松竹座公演『春のおどり』のラインダンスでの掛け声です。チアリーディングの振付や衣装を取り入れたこの時のラインダンスが大好きでしたので、キャッチコピーとして使ってみました。

製作者について

劇団および劇団員、OGやスタッフなどのいずれとも無関係の一ファンが作っています。なにぶんにも素人の手によるものなので、どれだけのことができるのか現段階では予想ができません……と、いうか、どう考えてもそれほどたいしたことができるとは思えないのですが、OSKについて調べたり文章を書いたりすることは私自身が楽しいので、基本的には自分の面白いと思う方向で自由に作って行きたいと考えています。

簡単に言ってしまえば、私は本が好きなのでOSKの雑誌がほしい、なのにどこにも売ってないから自分で作っちゃえ、というただそれだけのことで、ノリとしてはウチワや缶バッジを自作するのと一緒です。

自分の自由に作るとは言え、もちろん少しでも多くのOSKファンに楽しんでもらいたい、できることならOSKについてのさまざまな情報や知識に触れることによって、よりOSKに対する愛着を深めてもらえたらいいなぁという気持ちもあります。ご意見ご要望などありましたらぜひお寄せいただければ幸いです。メールフォームからでもけっこうですし、ブログへのコメントやトラックバックも歓迎です。どうぞよろしくお願いいたします。

2006年10月21日 【松】


 

 

 

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